授業後のふり返りを次に活かしたいときに。生成AIで"次時の打ち手"を考える方法
授業が終わって、ふり返りを書かせる。
読む。
でも、忙しいと、そこで終わってしまうことがあります。
本当は、子どもの言葉には、次の授業のヒントが入っています。
集めて終わりにするのは、少しもったいないです。
今回は、生成AIを使って、ふり返りから次の授業の”打ち手”を考える方法を紹介します。
ふり返りは、集めて終わりにすると少しもったいないです
授業のあと、ふり返りを書いてもらう。
先生は、それを読む。
でも、忙しい日が続くと、次の授業に生かしきれないことがあります。
ただ読んで、終わってしまう。
でも、子どもの言葉には、次の授業のヒントが入っています。
集めて終わりにするのは、少しもったいないです。
ふり返りには、次の授業のヒントがあります
ふり返りには、いろいろな情報が入っています。
分かっていること。
分かっていないこと。
興味を持ったこと。
もっと知りたいこと。
次に深められそうな問い。
ふり返りは、評価のためだけに読むものではありません。
次の授業をよくするための材料にもなります。
生成AIにふり返りを整理してもらう
ここで、生成AIが力を貸してくれます。
ChatGPTでも、Gemini、Claude、Copilotでも構いません。
学校や自治体で使えるAIで、考え方は同じです。
プロンプトに入れるとよい情報は、4つです。
学年。
教科、単元名。
子どものふり返り。
次の授業で考えたいこと。
この4つを入れると、出力が現場に近づきます。
※ただし、注意点があります。
子どものふり返りを入れるときは、名前などの個人情報を入れないでください。
名前は消してください。
個人が特定されそうな内容も、入れないでください。
必要なら、表現を少しぼかしてください。
学校や自治体のルールにも、必ず従ってください。
そのまま使えるプロンプト
教科や単元に合わせて、コピーして使ってください。
汎用テンプレート
小学校◯年生の【教科・単元名】の授業後に、子どものふり返りを見ました。
子どものふり返りは次の通りです。
・【子どものふり返り1】
・【子どものふり返り2】
・【子どものふり返り3】
・【子どものふり返り4】
・【子どものふり返り5】
次の授業で学びを深めるための打ち手を考えたいです。
次の4つを提案してください。
・子どものふり返りから見える学びの状態
・次の授業で深めたい問い
・先生の声かけ例
・短い活動案
を表形式で出してください。社会
小学校5年生の社会「米づくりのさかんな地域」の授業後に、子どものふり返りを見ました。
子どものふり返りは次の通りです。
・米づくりは大変だと思いました。
・機械を使っていることが分かりました。
・水の管理が大切だと思いました。
・昔と今の米づくりの違いをもっと知りたいです。
・農家の人は天気にも気をつけていると思いました。
次の授業で学びを深めるための打ち手を考えたいです。
次の4つを提案してください。
・子どものふり返りから見える学びの状態
・次の授業で深めたい問い
・先生の声かけ例
・短い活動案
を表形式で出してください。国語
小学校4年生の国語「アップとルーズで伝える」の授業後に、子どものふり返りを見ました。
子どものふり返りは次の通りです。
・アップは近くの様子がよく分かると思いました。
・ルーズは全体の様子が分かると思いました。
・写真の撮り方で伝わることが変わるのが分かりました。
・文章と写真がつながっていることに気づきました。
・自分で写真を選ぶときにも使ってみたいです。
次の授業で、写真と文章の関係についてさらに深めたいです。
次の4つを提案してください。
・子どものふり返りから見える学びの状態
・次の授業で深めたい問い
・先生の問い返し例
・短い活動案
を表形式で出してください。さらに使いやすくする一言
出てきた案を、もう少し授業に近づけたいときは、こう続けてください。
この中で、次の45分の授業で一番扱いやすいものを3つにしぼってください。
問いを小学校5年生に伝わる短い言葉にしてください。
子ども同士で話し合いやすい問いに言い換えてください。
次の授業の導入5分で使える形にしてください。
ここまで頼むと、授業で使える形にぐっと近づきます。
まとめ
ふり返りを、集めて終わりにするのは、少しもったいないです。
子どもの言葉には、次の授業をよくするヒントがあります。
生成AIは、そのヒントを整理するために使えます。
もちろん、最後に判断するのは先生です。
まずは5つくらいのふり返りから、小さく試してみるとよいでしょう。
私は現役の小学校教員をしながら、AI活用について発信しています。同じような立場の方や、AIを仕事・学びに活かしたい方に届けばうれしいです。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

